養老のリノベーション

料理好きのご夫婦のための倉庫をリノベーションした住宅です。

既存倉庫のラフさと新しくつくるものとの対比により、お互いの良さを高め合うような空間を目指しました。

４０帖のＬＤＫにおける長さ６ｍのオーダーキッチンはどこまでがテーブルでキッチンなのかわからないような形状で用途に応じて使い方を変えるようなものとし家族の集まる場所として大きな役割を果たしています。
また、写真好きでもあるご主人のための白いボックスももうけ、料理やお子さんの撮影も可能なスタジオのような空間ともなっています。(ボックス内部は寝室や浴室やトイレになっており、上部は子供室となっています。)


大きなワンルームの中でインテリアによって領域を分け、家族の気配を感じながら暮らすような住まいとなり、キッチンとフォトスタジオが交ざりあったような趣味を最大限楽しめる空間となっています。

「リノベーション」という手法。古い建物を有効に利用し、予算的にも無理をしない建て方が今後はもっともっと増えいていっても良いと思います。そんなモデルになるような住まいだと考えます。

Airhouse

桐山 啓一

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