都心型変形地に建てられた狭小住宅家の中心に階段室を設け、この階段室を囲むように各部屋が配置されている。この階段室は1階から3階を貫き、室内の換気を促すシャフトであると同時に、上から下に光を届ける光井戸の役割も果たす。木の幹から枝葉を伝い栄養を送るように、この家は外部から閉じながらも、自然の現象を巧みに取り込んでいく樹木のような家である。
都心型住宅でも可能なパッシブで省エネな居住環境のつくり方
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