ご夫婦がバレエダンサーである子世帯とその両親の二世帯住宅である。3階に子世帯、2階が親世帯、住居部分は木造。1階はRC造のバレエスタジオとなる。可能な限り大きなスタジオを1階に確保し、それを前提として住まいとスタジオの表れ方を模索した。スタジオ付きの住宅、あるいは住居付きのスタジオという主従の関係ではなく、どちらも等価に扱うことが大事であると考えた。そのためスタジオの入口と住居部分の入口を離し明確に分けることとした。厳しい斜線をかわすためにスタジオを1mほど埋め、3階も斜線で切られた部分を屋根裏的な雰囲気の子ども部屋とするなど形状をいかした間取りとした。
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