大きな桜が植わる広い駐車場の一部、既存の駐車台数をなるべく減らさないという条件で建主は土地を身内から提供された。駐車場の車3台分の幅の細長い敷地に計画することとなった。1階には車2台入る仕事場と庭に面して寝室を配置。残りの生活空間を2階に配置した。外階段から2階のリビングに直接アプローチ。その西側には視線を制御するために格子を設けた。キッチンと脱衣室との間にパントリー兼ウォークインクロゼットの大型収納スペースを確保しどちらからも使いやすく家事動線を確保している。外観については施主との話しあいの中で比較的主張の強めな素材、色、形状になっていったが落ち着いた雰囲気にまとめることができた。ご主人は外観と仕事場を担当、生活空間は奥様が担当とこだわりの部分の主導権がはっきりしているのがユニークであった。
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