ご夫婦がとてもお気に入りの住宅で、耐震性の確保とそれに伴うリノベーション工事を行いました。
打合せを重ね、既存の雰囲気を生かすことができたかと思います。
耐震性を高めるために耐震壁を新設せざるを得ない部分もあり、多少壁は増えましたが、数年経ったいまも近所の方や親せきが遊びに来たがると喜んで頂いて、とても嬉しく思っています。
古い雰囲気のある建物に多いですが、既存の開放性のある雰囲気が気に入られておりました。
耐震診断を行い、かなりの補強が必要となりました。
既存の壁を強い壁にした上で更に耐震壁を新設し、かつ開放性を極力生かしました。
リビングから小上がりの和室があり、そこには掘り炬燵があって正月やお盆にはお子さん家族等も集まって楽しいときを過ごされると伺いました。
この際にバリアフリーにすることも考えたのですが、お客様と話をした結果、既存の雰囲気を生かすことを大切にしました。
小上がりの和室から、リビング越しに中庭が見えるのですが、耐震壁で幅が狭くなるため、天井までの引き分け戸を造作で造ることにしました。
小上がり部分は、腰を掛けて座り中庭を眺めるのも良いようです。
使い勝手等を考えて、キッチンも勝手口の位置を変え、新しくしました。
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