都心のマンションのスケルトンリフォームです。
『本物の民家の古材でマンションをリフォームしたい。』というのが施主(友人のフランス人女性)の希望でした。民家が多く残る福島県の山あいの村まで一緒に出かけ、昔の民家の解体材を選別して運び、一緒につくった住まいです。昔の民家の解体材を保存販売して民家の良さを残そうとしている方“小林さん”がいることを施主から聞いて出かけました。でも実際現地で材料を選ぶのは大変緊張する作業でした。どこに使えるか適切な部材を適切な量で選ばなければなりません。面白い経験でした。この時は実際に施工を担当する方も一緒に行ってもらいました。材料は小林さんが東京まで運んでくれ、大工さんのアトリエで燻蒸殺菌してから加工し、現場に搬入しました。リフォームの現場でも施主と一緒になって床の張り方、玄関の玉石の模様などその場で材料を並べながら決めました。竣工後、施主の方に住まい心地を聞くと『とても落ち着きます。ここにいるとどこにも行きたくない。』と答えをいただきました。
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http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/01juutaku/11Lana/11Lana.html
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