長野県小諸市に建つ平屋の夫婦と子供二人の4人家族住宅です。北側には浅間山、南側は遠くに八ヶ岳を望み、南側に開いた片流れ屋根形式のシンプルな平屋を計画した。一方で、冬は浅間おろしが吹き下す場所であるため、北側の窓は換気窓程度とし、夏・春・秋には風が流れる心地良い環境となっている。南面の庇は1.2m出すことで夏の日差しを遮りると共に、高さを抑えた庇の水平ラインが建物全体に安定感を与え、重心を低くすることで心地よさを生み出している。建物の配置は、計画地が旗竿の変形形状をしていることから、建物と雑木林で敷地を囲みこむことで、旗竿敷地という奥まった空間におおらかな環境と風景を作りだしている。
平屋のデザイン
軒のデザイン
敷地内計画
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