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建物を貫く光のクレバスの家の建築事例写真
建物を貫く光のクレバスの家
株式会社 植本空間設計舎
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建物を貫く光のクレバスの家

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 この建物の最大の見せ場はなんといっても、3階から地下まで建物の内部を貫く“光のクレバス”です。クレバスというのは、氷河や雪渓の“裂け目”のこと。上は細く下に向かって末広がりになっていて、屋根から地下の床まで11.5mもの深さがあります。3階のガラス越しに見下ろすと、住宅のスケールを超えた圧倒的なボリューム感。地下から見上げると、細長い空がいっそう高く感じられます。

 クライアントは写真家。職業柄、光、造形、テクスチャーにはものすごくこだわりがあります。南向きの明るい光より柔らかく制御された光を希望され、ナナメの線を生かした変形の空間を望まれ、北向きの変形敷地をわざわざ探して来られるという徹底ぶりでした。テクスチャーに関しては木とコンクリートを上手に組み合わせて欲しいというのがご要望でした。

  “光のクレバス”は決して奇をてらったものではなく、施主の好みと敷地の特性を反映したものです。スリットに注ぐ光は、上に行けば、細くて強いシャープな光になり、下に行けば、柔らかで広がりのあるマットな光に変化します。しかも、時間、天候、季節に応じて刻々と変化します。特に、南中時には光が深く射し込み、夏は地底深くまで直射日光が届きます。

 “光のクレバス”がこの建物の骨であるとすれば、周囲の生活空間はいわば肉付きであり臓器。緩やかに連続する空間は、階や用途によって雰囲気を変えてゆきます。“光のクレバス”は、多層住居でも変化に富んだ豊かな暮らしが営めるような装置でもあるのです。

 事務所のサイトでも詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
http://www.uemot.com/case/detached_houses/houses_detailat21/

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株式会社 植本空間設計舎

植本 俊介

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2010
部屋数
4
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
RC造
敷地面積
50㎡〜100㎡未満
延床面積
200㎡〜300㎡未満
外壁仕上げ
焼杉一部コンクリート杉板型枠打放し
屋根仕上げ
ガルバリウム鋼板一部シート防水
内装仕上げ
コンクリート打放し一部木壁
床仕上げ
フローリング
予算帯
5000万円以上
所在地
東京都
ロケーション
都市
家づくりチーム

平岡建築構造研究所

ZO設計室

山菱工務店

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