ご要望…庭でゆっくりお茶を楽しめる家
敷 地…住宅地の中の正方形に近い角地の一部 (427.71㎡、129.38坪)
東側と北側は空き地、西側と南側に道路という立地。
建 物…(延床面積 103.06㎡、31.18坪)
建て替えのため、建物の大きな位置変更はできない中で、
周辺からの視線を遮りながらゆったりとお茶ができるように広めの
中庭を設けました。室内からも中庭を楽しめるように開け放てる
ガラス窓とし、中庭のテラスとの段差を少なくして庭との距離が
近い家になっています。
離れの外観や屋根の高さを合わせることで、雰囲気を保てるように
道路側から見える北側と西側が平屋になるよう2階部分を寄せて
います。
外 構…外側の庭は、林の中の家という感じになるように、一種類の植栽を
多めに配置され、石と組み合わせて自然な感じにしています。
中庭は、苔の絨毯に木と石が静かに佇む穏やかであり、凛とした
庭としています。
1階が土間仕上げで、庭との高低差を小さくしています。
家具屋さんによるキッチン、建具、照明器具を採用。
中庭との一体感。
建て替えということで、建てられるスペースが限られることから、建物の形状を大きく変更することが難しい状態でした。
人目が気にならない庭で、のんびりお茶をしたいということから、中庭を設けることと中庭に大きな全開口の窓を設けることで、中庭でも室内でも同じように庭を楽しめる場をご提案しました。
間取りの打ち合わせには、かなり時間をかけました。
お施主様のやりたいことが多く、打ち合わせの度に変化することもあり、ご要望に合わせて間取りのご提案をさせていただいておりました。
何度も打ち合わせさせていただく中で、「庭でゆっくりお茶をしたい」という主軸が決まったことで間取りの方向性も決まり、まとまり始めました。
現在も庭に向かって椅子を置いていただいて、お茶を楽しんでいただけています。
RITON
株式会社domus
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