「坂道に建つ住宅」―3層の各階は空間相互に繋がり「 けはい」を感じられる
奥行き4mで、全面道路面の間口24mの坂道に立地
●ユニバーサルデザインが基本
●2世帯の繋がりを重視
● 1階の前面には地域の町内会館がある
●近隣の集会所的な機能を持たせる階段と吹抜けが連動した繋がり感 右の各条件に対し、次のように対処しました。
●全面道路の坂を利用し、玄関を1階と2階の2箇所からフラットにアプローチできる。
●道路からのアプローチはもとより、内部空間の床は全て段差を無くフラットとし、
家具・扉は引き戸を基本とした。
●主体構造は鉄筋コンクリートでありながらも、3層をつなぐ階段を木造とし、透明性と繋がりを付与。3層の各階の相互の繋がりを創出し、それぞれが空間として確立されながらも、「けはい」を相互に感じられる一体となる空間とし、これらの未分化な空間は、同時に子供の「遊び空間」として成立。
● 1階は和室14畳で、近隣の人も利用でき、多目的に使用している。また、エントランスのピロティは、道路を隔てた向かいにある町内会館のイベント時には駐輪場ともなるよう設計
●近隣の集会所的な機能として単独利用が可能な空間となっている。
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