次の世代まで持つ「丈夫な駆体」と「可変性のある内装」、「気持ちのよい浴室」がオーナーの要望でした。コストバランスを考え、後から造り変えできない構造体には費用をかけ、家具などは数年の将来を見越して全体計画し、後から付け足しできるように下地などを計画しました。
1階は様々な人が出入りするオープンなワークスペース、将来は区切って賃貸ワンルームとして貸す事も可能です。2階はプラベートな居住空間、その中間を結ぶのが吹き抜けの階段室です。階段の踊り場を大きめにしてオーナーのワークスペースとしています。
2階、居住空間のお風呂は南に面しています。オーナーは、空を見ながらのお風呂タイムを毎日堪能されているとのこと。日当りと風通しが良いので、カビ知らずなのも魅力です。
限りある予算の中で、最初からしておくべきこと、後からでも可能なことを一緒に考え、設計に盛り込んだ住宅です。
家づくりで大切にしたいポイントは、住む人それぞれです。個人仕様に設計しても可変性を考慮しておけば、生活スタイルが変わったり住む人が変わった時にも対応することができます。
こうしておくことは、家の資産価値を長い間保持するために非常に重要なことだと
考えています。
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