外観はごく普通の家。でもこの家は災害時には防災拠点にもなり得る性能をもっているのです。
都内の閑静な住宅街。オーナーは各地の大きな地震に遭遇してきた、防災に対する意識が高く、重量鉄骨造で免震構造の家を要望されました。
打合せをした日は奇しくも東日本大震災のの翌日。ここまでの仕様にやや過剰では。と半分思っていた私ですが、この日を境に本気でこの家に取り組むことになったのでした。
免震にはOKABEの免震ゴムとダンパーと転がり支障を取り入れ、屋根にはソーラーパネルを設置。そのままでは蓄電が出来ないので床下に蓄電池を設置し、さらに車の電源を家の中に取込めるよう、外部電源コンセントも装備しています。