敷地は寺の境内にあり、長年にわたり増改築を繰り返されてきた住宅(庫裏)の部分的な建替え工事である。
この計画では、広いビルトインガレージと広いLDK、そして、リビングにつづく広いバルコニーが求められたこともあり、木造でどこまでの空間を作り出すことが出来るのかが課題となった。構造計算を繰り返した結果、各部とも十分な空間を確保することが出来た。
外観は寺の境内にありながらもモダンな要素を含んだデザインが求められ、形は四角くシンプルモダンに仕上げ、色を本堂にて使われている、「瓦の黒」「漆喰の白」「木部の茶色」を基本に取り入れた。
結果として、境内の中で違和感が無く、しっかりとした落ち着きを作り出すことが出来た。
正田建設
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