「ことなる居場所がつながる居場所」
・住人の生活に合わせた平面計画
・それぞれ異なる居室の居場所とその変化や違い
郊外にあるペットと住める共同住宅の4階一室のリノベーションである。
夫婦と今後の家族も考えた既存の間取りを見直し今の生活スタイルに合った計画をクライアントと話し合った。
水回りの配置は、コストに大きく影響するため配置は変更せずにどのようにクライアント独自の生活空間を提供できるか模索した。
まずは、リビングの広さを確保するため広いワンルームを検討する。
キッチン・ダイニング・リビングそれぞれの居場所を意識できる空間をつくるためダイニングキッチンの天井を低くし額縁のような黒く色づけした枠で囲いリビングという大きな空間をえぐるようにダイニングキッチンをつくった。
仕上げについてもあえて暗めの仕上げを選択しリビングとの違いをだすことでリビングにいるときとダイニングキッチンにいるときの居心地の違いを建築で感じられるようにした。
空間としてはつながっているそれぞれの居室が場所によって感覚としては距離よりも遠くに別の空間のように感じられるような建築を目指した。
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