木質の優しい空間を二世帯の家族が住みこなす、そんな姿を思い描きながらの設計。
『足りないものは自分で作る』愛着というものを良くご存知のオーナーの要望に応え、作りこまず、住む続けることで出来上がる住まい。
一方、ガルバニウム、ステンレスというモダンな素材を組み込むことで、
木質空間をより引き立てます。
異質なものを引き立て合うデザインは和の遺伝子の考え方。
これからが楽しみな住まいです
木造3階建てなのに、木質の空間が出来ている
南側階段なのに、明るく効率的な間取り
モダンな外観とナチュラルなインテリアのコントラストが素晴らしい
傾斜地に建つ住宅の建替え。二世帯住宅にする為に、私達の前の設計事務所が計画をしていたが、いくつか越えられない問題がありました。
①アプローチを犠牲にしなければならない。
②木造3階建ての為、準耐火の仕様にする為に好みのナチュラルな空間は作れない
③確認申請がおりない
これらの問題を解決するために、すべてプランのやり直しを行いました。
まず、
①セオリーではない、南側に階段室を持ってくる→そうする事で、駐車場からのアプローチを簡素にできます。
②準耐火構造であっても、木の厚みや認定の取れている商品を使う事でナチュラルなインテリアは可能。
③崖地の地盤に配慮する事で、問題なくクリア
御施主様の意向を組み上げて整理すれば、何かしらの問題解決は可能です。
割り切った、オープンなステンレスのキッチン。整理整頓などなかなか住みこなすことは難しいのですが、ご夫妻とも素晴らしく住んでおります。
住むイメージがある場合、難しい状況がある場合、様々な条件をクリアする事は打ち合わせの中にあると思います。様々な夢を持って下さい。
内田産業
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