車やバイクを大切にされるクライアントと敷地がもともと持っていた≒1.2mのレベル差をどのように結びつけるかを考えることによって導かれた空間です。
道路レベルにあるアプローチは併設されるガレージを眺めながら中庭に向かってレベル差を解消しながら導かれ、その先に住空間を収めた棟が現れます。
インテリアはクライアントの所有するモノ達に彩られる事を前提に背景として一部木材以外は無彩色に統一されています。
ガレージとLDKに挟まれた中庭は屋内の延長としてあったり、逆に屋内が屋外化するような利用を提案しています。
内部も外部もしっかり住み込む住宅です。
・ガレージも庭もアウトドアで外部もしっかり住み込む住まい
・土間のLDK
半屋外の空間を玄関として考えることで内部のLDK空間を広く確保することができています。
コロナ禍のなか計画が進みましたが、オンラインを有効に使いながらコミュニケーションをとっていきました。
クライアントのペースに合わせたプロジェクト進行を心掛けました。
”住宅をお考えの方へ”
住まいづくりは施主の思いと一緒に様々な外的要因が関係します。敷地の状況や周辺環境、法的制限、予算や家族の事など・・・
中にはネガティブなものもあるかもしれませんが、逆にだからこそできる空間をポジティブなものにまで高めていきたいと考えながら取り組んでいます。
粘り強いコミュニケーションの中から浮かび上がってくる明るく快適に生活できる空間創りをご一緒できればと思っています。