家づくりの際、車やバイク愛好家にとって欠かせないのが、ガレージの確保ですよね。ビルトイン、ガレージハウス、屋根付きカーポートなど、ガレージといってもその種類はさまざま。使い勝手はもちろん、家の間取りにも大きくかかわってくるため、こだわりたい点でもあります。そこで今回は、愛車ライフを愉しむ、ガレージのアイデアをご紹介します。
LDKとつなげて、
玄関兼用のスクーターガレージに
ビルトインガレージでもガレージハウスでもない、ちょっとユニークな玄関兼用のスクーターガレージ。ガレージを独立させず、LDKと一体感を出す間取りにすることで、室内にガレージを持ちながら、開放感のある空間に。食事をしていても、テレビを見ていても、いつでも愛車がそこにある…、はっきりとガレージを決めつけない、空間に溶け込んだ新しいカタチですね。
ビルトインガレージを、人が集まれる空間に
こちらは、住空間を2階とロフトに設け、1階全体をビルトインガレージに。ガレージは、車2台、大型バイクのほか、ゲーム台やベンチを置き、人が集まれるフレキシブルな空間としています。車を出すと、子どもが遊べるスペースにも。ビルトインガレージは、雨風から車を守れるほか、玄関を通らず、ガレージから直接、家に出入りできるのもメリットのひとつ。荷物が多いときなども動線が短く済むのもいいですね。
リビングとガレージの仕切りを外せば、
ひとつの広い空間に
こちらもビルトインガレージですが、リビング横にビルトインガレージをつくり、ガラス窓で仕切ることで、生活の中心であるリビングからいつでも愛車を眺めることができます。リビングとガレージの仕切りを外せば、ひとつの広い空間に。メンテナンスも気軽にできます。リビングで過ごすようにガレージでの時間を愉しむ…、ビルトインガレージだからこそできるアイデアですね。
書斎とつなげれば、そこは自分だけの秘密基地
こちらは、ご主人の書斎とガレージがつながっているビルトインガレージ。1階にガレージと書斎、2階にリビングダイニングを設け、書斎からだけでなく、エントランスホールからもガレージに入れるよう設計されています。さらに書斎は可動の間仕切りで主寝室と仕切られているため、将来的な用途の変更も可能。愛車を眺めながら、書斎で過ごす…、書斎とガレージをつなげることで、自分だけの秘密基地のような空間になりますね。
駐車場とつなげて、
ホビールームのようなガレージハウスに
駐車場につながるように、バイク専用のガレージハウスを併設。玄関とつながっているため、室内からそのままガレージに入ることができます。50年代のアメリカンテイストで統一された空間は、ガレージというよりホビールームのよう。手入れをしたり、眺めたり、ガレージで過ごす時間がぐっと増えそうですね。
ピクチャーウィンドウで
ギャラリー空間のようなガレージスペースに
お気に入りのバイクをいつでも眺めていたい…そこで、ガレージスペースをリビング横に設け、リビングの壁に大きなビクチャーウィンドウを設置。ピクチャーウィンドウひとつで、ガレージがギャラリーに早変わり。
まるで絵画を眺めるように、愛車を愉しむことができます。家を訪れるゲストへのちょっとしたサプライズにもなり、バイク談義に花が咲きそうですね。
車好きなら、一度は憧れる。
車が主役のガレージハウス
いわゆる“足”として車であれば、低コストで車を活用できるカーシェアも普及している今、自分の好みやこだわりを持って車を所有している人が増えているようです。ゆえに、車好きの憧れとなるのがガレージハウス。
上の写真はSuMiKaのスマートメイド住宅『クローバーガレージ』ですが、3人家族のコンパクトな住宅でもガレージハウスが実現できるというもの。土地が狭いから…と諦めていた人も、これなら実現できるかも?
いかがでしたか?
ビルトインガレージひとつとっても、1階に独立させたり、書斎やリビングとつなげたり、そのつくり方は多彩。建物のデザインとうまく融合し、ライフスタイルに合ったガレージを持つと、愛車ライフがぐっと充実しそうですね。愛車と暮らす家づくり、ぜひ参考にしてみてください。
Text SuMiKa編集部
※ 2017年2月に追記