住宅が密集した敷地のロケーションを考慮して、南端と北端に各部屋を、その中間にステージ(テラス)を配置することにより、各部屋が内側のステージに向かって生活するスタイルをデザインしました。部屋の内側には同じレベルのステージが融合し、9ヶ所のステージが6段階のレベルで連続しています。
道路レベルに一番近いレベル1にはアトリエ、和室1・2、駐車場を、レベル2には茶室、子供室を、レベル3には生活の中心になるべくLD、K、ユーティリティ、プール、風呂場等を配置しました。このレベルは特に、四季折々の光・風を感じることのできる最高のスペースです。
レベル4には寝室等を、レベル5には小屋裏納戸を配置しました。
レベルの違う部屋を行き交う際に、数か所のステージを経由することも、ここで暮らす楽しみの一つになっています。
天井に透明テントを一部覆っただけの屋外空間である各ステージは、ある時は玄関に、ある時は庭に、居間に、遊技場、スタジオ、アトリエ、茶室、物干場、プラネタリウム・・・にと、四季を感じながら流動的に変化します。
各部屋からステージを覗けば、まさに生活の舞台(STAGE)を容易に実感することができます。
又、ステージから部屋を覗いても同じことが言えます。室内外それぞれの空間が心地よく関係し合うつながり、そして広がりのある住まい。それが「プールとステージ(テラス)がある家」なのです。
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