ワンフロアに40㎡を1戸計画する狭小地集合住宅における開放的な住まいを考えました。
引戸や開戸で住まい手が自由に間取りを調整でき、変化する建具の位置、角度、窓との関係性によって、表象的な空間の広がりを得ます。反射と透過が重なることで建具の手前側の光の変化、向こう側の光の変化によって、広がりが変化する設えとなっています。
間仕切り壁を作らず、建具、家具、設備ユニットのみで間取りを構成することで、容易に分解、転用が可能な設えとし、インフィルを無駄なくリノベーションできるように配慮しています。
40㎡と限られた空間を最大限に生かすため、窓辺にキッチン、洗面カウンター、収納などが徐々にはみ出し、隣地側にも生活感を感じられる設えとなりました。
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