品川の住宅

港区品川で行った、築35年のマンションの改修。延べ床面積100㎡とゆとりのある広さにも関わらず、外部と接さない部分に窮屈さを感じる既存間取りを、それぞれの場所がゆるやかに関係しながらつながる、明るい住宅となるように考えました。
既存間取りでは、中心部分となる玄関アプローチは暗く、狭い廊下とつながって、閉鎖的な場所でした。改修案では玄関土間を部屋のように考えることで、単に廊下となる部分を極力短くし、外壁面側に配置した個室の大きな出入り口から採光や通風を取れるように計画しています。また廊下についても幅を広く取り、玄関戸間が居間や寝室とつながりを強く感じられるように意識しました。

辻昌志建築設計事務所

辻 昌志

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