和歌山市南部、名草山の麓に位置し、敷地から望む景色は春夏秋冬、その時々の美しい風景が印象的な場所です。建物はやまなり形状のシンプルなボックスを連ね、ズラすという明快なルールで構成され、ズレたボックスの隙間からは山の緑や光、風といった自然環境が重なるように感じ取れます。外部と内部が溶け込み自然と一体になった豊かな内部空間を実現しました。また玄関からプライベートの庭まで通り抜けられる大きな土間を設け、外部と内部、人と人の繋がりをもたらすコミュニティ形成の場となります。土間から和室、リビングダイニング、2階の子供室まで縦横上下に広がり、一体的で常に家族の繋がりを感じ取れ、人がたくさん集まる建物となることを願っています。
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