商業地近くの低層住宅地に位置する建築主住居1戸+賃貸住居1戸の長屋の新築です。
高さ制限が厳しい状況で日影と天空率計算を利用し最大ボリュームを導き出しました。道路高低差を利用した地下1階に最大ボリュームの地上3階を加えた4層をスキップフロアの建築主住居とワンルームの賃貸住居と分割することで、狭小地(建坪11坪)とは思えない広がりを感じさせる空間構成となりました。
外断熱の鉄筋コンクリート造は堅牢性や耐久性、断熱性能を重視した建築主の希望。
断熱材はスタイロフォーム(0.028W/m・K)40mmを採用し、左官仕上としています。