場所は、長野県軽井沢町の別荘地内。平地で東側の森は借景として楽しめる古い別荘の改修プロジェクト。改修前は、南東方向に和室が存在し、開口部の高さ、幅ともに小さく、閉ざされた雰囲気であったため、美しい風景を室内に取り込み、まるで絵画のフレームのように風景を内部から楽しむことを目指し、「風景を描写する家」として名前を決めて、計画を進めました。平地であることもあり、昼は庭で遊び、朝、晩は室内から借景を楽しむ、そんな二面性を持つ良い別荘として生まれ変わった。