スロープの家
家族構成 :夫婦+子供2人
建築地 :大阪府堺市
構造・規模:木造二階建
建築用途 :一戸建ての住宅
大阪の旗竿敷地に建つ住まい。敷地外には建物が密集している。
設計開始時、南面以外の敷地は、更地の旗竿分譲地であった。さらに、敷地は旗竿敷地ということもあり、建物が密集して建ち並ぶことが考えられた。
このような悪条件の敷地でも、“おおきなところで漂ってみる“といったイメージをすると、この敷地も楽しく考えることができそうだ。旗部分に確保できるひとまとまりの空間の中、家族がそれぞれ好きな場所で、水槽の中の金魚のように“ただよう”ように過ごせないか。
この建物は、1階にあたる部分から2階を経由して屋上まで、約1周半(約25メートル)のスロープを介して、それぞれが点在して住む。木造のスロープとスパイラル状のフロア、それらを支える柱があいまって、ずれながらも一体となった、あいまいな領域と広がり感のある、住まいを実現した。
詳しくは
大阪府堺市スロープの家
https://aplan.jp/works/slopehouse/?category=all
または
藤原・室 建築設計事務所HP
https://aplan.jp/
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