杉板の大屋根のある家|小さな中庭
町屋の既存構造材を残しながらの大改造!!
一階部分は水廻りのみの改装で,二階部分は北側に増築し杉板で作られた片流れの大屋根を架けました.
大屋根を支えているのは既存の梁の上に載せられた米松の合わせ梁です.ファサードは土壁の上に架けられた合わせ梁が突き出でてその上に杉の野地板が載ります.
二階の床材は高山の民家の大きな梁をスライスして作った赤松の古材です.高さ4.5m と大きな空間を利用して出来たロフトへのブリッジ.通りに面した珪藻土の土塀との囲いで南側には日当りのいい小さな中庭も出来ます.
杉板の大屋根や壁の土壁,床の赤松古材の自然素材を利用し木の香る大屋根と小さな中庭のある家に生まれ変わりました.
夕暮れ時には外壁の土壁と大屋根の間から光が漏れ杉板の大屋根が浮かび上がります.
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