小立野台地の高低差7mのがけ地の上に建つ住宅。街を見下ろす眺望の良い場所であるが、伝統環境保存区域のほかに斜面緑地保全区域、寺社風景保全区域など景観の制限が厳しい地域である。眺望を活かした計画とともに、美術関係の仕事をされるクライアント夫婦がアトリエやギャラリー、ゲストルームとして使える空間が求められた。それらを1階にまとめ2階を主な生活空間として計画した。