北九州の歯科医院ご夫婦のクリニックです。
郊外のロードサイドを長い時間をかけて探し、辿り着いた敷地に歯科医院を開業されました。
先生は、設計当初から小さなお子様と大人の歯科の両立を目指されていました。
建物のアプローチは緩やかに曲がったスロープとなっていて、公園の遊具のような感覚で建物にアプローチしています。
低く深い軒に吸い込まれ、天井高を2.2mに抑えたポーチと待合は、日本建築のスケール感で落ち着いた空間となっています。窓は床から天井までのスッキリとした開口となってる為、外との繋がりを感じられる空間となっています。
診療ゾーンは待合と対照的に天井高さ2.7mの伸びやかな空間となり、空間の緩急をつけた設計となっています。患者さんが上を見上げても圧迫感を感じない設計となっています。
井上浩平
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