東側にお隣はいるのだけれども、田んぼの中にポツリと置かれたような土地である。
仲良しご夫婦2人の為の家で、南側に広がる田んぼに向かって大きな開口を取り、中庭も持つ家である。
中庭を挟みつつ南側に行くにつれ床のレベルが上がっていく。南側開口は外部に対してより大きく広がり、四季折々の田んぼの変化を楽しむことができ、高さにより遠くの景色まで望み、取り込むと同時に、生活面が周囲より高くなった事により防犯やプライバシーを確保している。
内部空間においては、床レベルがずれていくことにより空間同士が、部屋同士が相対するのではなく、ゆるやかにつながっていくような感覚を出している。
そこに暮らす2人がお互いの存在を相対するのではなく、やさしく感じられるような空間にしたいと思った。
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