南欧風の瓦屋根と白い外壁の家、しかしモダンでもあってほしい、という施主のイメージからスタートしました。 加えて北側幹線道路の通過交通の音の遮断、断熱性能、南向きの家として光を十分にとりこみつつ夏は暑くなく、風の通る家。オール電化、健康住宅、そしてローコスト。これらが求められたご要望でした。
・この住宅はオープンシステムと呼ばれる分離発注方式による企画・設計・施工によるものです。多くのご要望をひもといてできるかぎり実現し1つのデザインにまとめるためにさまざまな工夫ができたのはこのシステムによるところが大きかったと思います。
・スパニッシュ瓦の上丸と下丸から成る特徴を生かして、一部の下丸に透明な材料を用いることにより、トップライトとしてのスリットを考えました。新旧の素材の組合せは、外壁面、吹抜から1F、2F、ロフト空間にまで、様々に変化する光のスリットとなります。。
・内装材は素材感のあるものを用いています。ごつごつしたパイン材のフローリング、壁のモイス(後述)、タイル、畳、石、木の素材の質感をそのまま味わえるつくりにしました。床は施主と一緒に自然塗料(オスモカラー)のクリア塗装を行いました。断熱はアイシネン壁体内断熱を行っています。室内で発泡させ同時に気密層を形成させる断熱材で、断熱性能とともに必要な遮音性能も満たしてくれました。
・壁にはモイスという健康材料を用いています。これは調湿機能、防カビ性能、有害物質吸着無害化、リサイクル可能、といった次世代の機能をあわせもつ新材料です。室内の空気は工事中も清潔で、一部塗装などのにおいも、施工後ほどなくして気にならなくなっていました。
当社のHPにてより詳細な情報を掲載しています。 http://www.coci.jp/a8/a8kyaidx.htm
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