ご両親が住んでいた築25年程の戸建住宅を自分らしく自然素材でリフォーム・リノベーションしたいとご依頼をいただきました。
LDKは、ビニールクロスの壁紙から、湿度調整をしてくれる珪藻土の仕上げに。既製品の開戸を無垢の木の引戸に変えました。キッチンはI型のシステムキッチンから、人造大理石カウンターとガスオーブンも付けた木製の造作対面キッチンにしました。さらに、結露せず、冬も快適に暮らせるように、主要な窓を断熱サッシに変え、LDKに床暖房を設置しています。畳敷きの和室は、無垢フローリングのベッドルームに大変身。目に優しい電球色の間接照明を造り付け、ウオークインクローゼット、洗面に直接アクセスできるように動線設計しました。
ダイニングの照明は、北欧の巨匠デザイナー、ヘニングセンのペンダント照明を使いたいとお施主さんの支給品を設置。ダイニングチェアは日本のプロダクトデザイナー深澤直人氏の木製ラウンジチェア。玄関には伝統工芸品の岩谷堂箪笥を置くなど、お施主さんのセンスが光ります。リフォームを終え、これからの家具や家電選び、新しい暮らしが楽しみだと笑顔で語ってくれました。
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