周りを緑豊かな山々に囲まれた美しい環境の地域に建つ、築約160年の民家。今回は日本の木造建築伝統工法を生かしながら、現代生活に合った家全体の耐震性、居住性を高める民家再生を行った。基礎補強工事として、全ての石場立ての周りを鉄筋コンクリートで補強し、さらにヒバ材で柱と柱の足元を繋ぐ足固めを行った。建主のご希望で全ての座敷の畳敷きをフローリングにし、また天井、新円柱など無垢材を使い、それらに合わせた材でキッチン及び家具を配置した。現代生活様式のスタートとなった。
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