河川敷を望む大きな開口が特徴の住まいです。水量豊富な加古川は朝夕でその表情を豊かに変え、水辺に沿って整備された河川敷では多くの人がそれぞれの楽しみ方で時を過す様子が伺えます。この河川敷では夏になると住まいの目の前で花火大会のパノラマが楽しめます。
又、程よく離れた距離に道行く車や電車も、どこかしらのどかな風景を演出する一助を担います。
黒いメガホン状の佇まいに穿った、河川敷を望む大きな開口部は木の骨組みに合わせた木製のサッシが住まいの表情をつくっています。1間の奥行きのあるバルコニーが内と外を緩やかに取り持ち内部空間の広がりに一役かいます。