結婚する前までフランスを拠点に、ヨットで世界を駆回っていたほどのアクティブなクライアントは、6ヶ国語を操るスリランカの方。日本人の奥様との当初からの共通キーワードは「アジア」。内・外観とも「アジア」のイメージを崩さずに設計を進めていく事となる。
敷地は3方向が開放されている絶好の立地で、通風や光の取込みのバリエーションが多く、プランニングも7パターン程修正をし最善の結果を導き出した。
階段は5段目からは真直ぐ2Fに伸びているが、1〜4段目までは踏板の形状はバラバラで、子供がお絵かきしたり、ベンチとしてリビングにいるご両親とお話したりと、決して階段だけの機能だけで終わらせていない。この階段は家の中心的存在になるよう位置づけている。
「la cour de lumiere」とは仏語で「光の中庭」の意味。床面と南面をグレーチングで覆う事により、プライバシーを確保しながらも家族が集うリビングは軟らかい光に包まれる。
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