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受付、事務室、会議室が鉛のシートに包まれ、事務所スペースの中央に配置しました。 | 千駄ヶ谷のオフィスリノベーション 〜小さな操作と大きな変化〜
千駄ヶ谷のオフィスリノベーション 〜小さな操作と大きな変化〜
納谷建築設計事務所

千駄ヶ谷のオフィスリノベーション 〜小さな操作と大きな変化〜

受付、事務室、会議室が鉛のシートに包まれ、事務所スペースの中央に配置しました。 | 千駄ヶ谷のオフィスリノベーション 〜小さな操作と大きな変化〜
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小さなオフィスビルの大きなリノベーションです。

コストを抑える為、最小限の操作で大きな変化を生むことがテーマとなりました。

辿り着いたのは、受付と会議室、閉じなければならない最低限の個室をフロアの中心に入子状に配置して、壁を会話が漏れないように遮音性の高い鉛で包みこむことでした。

白い箱の中で、鉛の鈍い金属の塊がオープンスペースと裏動線を連続的に分け、その質感はオフィス空間に適度な刺激と存在感(シンボリズム)を与えます。

それがこの会社の社会的立場と考えました。

1この事例、ここを見てください!

①壁の仕上げに鉛を使っています。
事務所の会議室の遮音性を高めるために鉛のシートを貼りました。

②工事範囲を小さくしてコストダウンを図りました。
事務所の真ん中に受付と事務スペース、会議室を家具のように配置しました。

③外側のスペースは、既存のまま。
賃貸スペースなので、解体も簡単でコストのかからないようにしました。

2この事例をつくったときの思い出に残るエピソード

笑えるくらい予算がなかったので、手を付ける最小限の範囲で最大限の効果を得られる計画に辿り着きましたが、竣工したらクライアントの本当の笑顔が見れました。

3これから家づくりを考えている方へ

あらゆる問題に対して、最適解を提示します。

4この事例を、何かにたとえるなら?

王手
将棋で一齣で王手をかけるように、事務所スペースの中央に最低限の部屋を一つ設ることが、この計画の決定的な一手になりました。

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納谷建築設計事務所

納谷学

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
部屋数
指定なし
家族構成
その他
構造
RC造
敷地面積
50㎡〜100㎡未満
延床面積
50㎡〜100㎡未満
内装仕上げ
鉛、PBの上EP2回塗り
床仕上げ
既存タイルカーペット、長尺エンビシート
所在地
東京都
ロケーション
都市
家づくりチーム

山田智子(元スタッフ)