この集合住宅は、木造2階建ての8戸の重層長屋です。
周辺は木造2階建ての一戸建て住宅が多く、その町並みの中で、この建物が大きく見え過ぎないよう、白と黒の2つのボリュームに分けました。その南側の黒いボリュームは南向きの片流れ屋根とし、10kWの太陽光発電を設置しています。
片流れ屋根の下の2階の居室は、屋根の傾きのまま、天井が高くなっています。2階の4戸には、その天井の高い吹抜けに面して、ロフトを設けました。ロフトの広さは4.3〜5.9畳です。
1階の4戸に、壁で囲まれたプライベートなテラスを設けました。テラスは樹脂デッキ敷きで、広さが4.3〜5.3畳あるので、イスを出して寛いだり、食事もできるスペースです。グレイッシュなフローリングを採用し、シャビーシックな落ち着いた空間に仕上げました。
キッチンはW150cmの2口ガスコンロ。カウンターと一体となったペニンシュラ型のオープンキッチンをベースに、1階の2戸は、床を30cm角磁器質タイル仕上げの土間キッチンとしています。
工事の途中から若い方々から問合せや内見希望をいただき、完成を待たずに満室となりました。
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