サスティナブルな生活を軸とするクライアントから、在宅勤務が日常となるこれからの住まいとして、クリエイティビティを喚起する森や空を身近に感じる多様な場を組み込み、アーバンファームを持つ、パッシブハウスが求められた。それはまた、孫と祖母が庭を介して繋がる三世代が住む長屋でもあり、将来賃貸への転用も視野に入れた柔軟性を持つ。パッシブな環境の利用はもとより、条件の中で可能限りのサスティナブルな建材・性能の吟味、またサスティナブルな食生活への取り組みとして、屋上でのアーバンファームにトライする。