築約40年の木造平屋は丁寧な作りで、耐震とバリアフリーにすれば十二分に住めると判断。 遠方からご実家のリフォームとのご依頼でした。
オンライン打合せとメールやりとり、時々現地、という進め方でしたが、
とてもスムーズに進みました。
昔の住まいや古民家はは台所が土間という大きな段差があるのが普通で
この住まいも台所や食堂、縁側とあちこちに段差があり、それらを解消し
玄関以外、オールフラットで車椅子でも行き来できるようにチェンジしました。
実家の面影を残しつつ、今風にしたい、ということで和風の玄関と和室だけを残して、耐震補強もあることから他は一新し、大壁仕様としています。
断熱性能もアップさせ、快適な今風の住まいになりました。
ご主人は当初はどこまでキレイになるか半信半疑で、
あまりお金をかけずに、時々使う別荘的な位置づけでした。
ご要望を伺い、プレゼンしたところ、ここまで変わるのか、と
大変気に入って頂きました。
打合せを進めている途中で、会社に転勤願いを出して、来春から
こっちに住むことにした、とのこと。びっくりと同時に、
工事完了を死守せねば、とこちらサイドもエンジンが掛かりました
(古民家の耐震補強や床上げは工期が掛かるので余裕を見ておく必要があります)
荷物の整理も尋常ではありませんでしたが、最後は専門業者さんに入って頂き工事スタートに間に合わせて頂きました。屋根裏部屋から「火縄銃」が出てきた時には、皆で驚いたのも、良い思い出です。
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