富士山の裾野に建つ山荘です。
敷地には道路レベルと半階ほど上がったふたつのレベルがあり、このレベル差をそのまま内部空間に活かしています。
空間構成は道路レベルにある玄関から船室を上がって光のあふれる甲板に出るように、玄関の階段が居間のレベルへと結んでいます。
レベル差のあるLDKは一体の天井を持ち、トップライトのある2階テラスを介して居室へと連続します。
内部的な2階テラスは陽が陰り始めてからも陽が落ちる間際まで明るさを保ち、各室を結びつける構成の要となっています。
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