建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
KB.villaの建築事例写真
KB.villa
有限会社atelier A5建築設計事務所
相談するこの専門家の資料をリクエスト
KB.villaの建築事例写真
キャンバスに追加する
写真を拡大する
もっと見る

敷地は自然豊かで海が望める、広々とした邸宅街に位置している。
その一画の築35年の既存建物を、海の望めるロケーションを最大限に生かした週末住宅へとリノベーションした。

既存建物は、プール付き平家の邸宅で、当時としては最新の設備やアルミサッシ、こだわりのあるを素材が選定されている。それらは老朽化はしているものの、メンテナンスを行えば十分使えるものもあり、雰囲気のある素材などは、出来るだけそのまま活かすことが望ましいと考えた。

ただ、この敷地の大きな魅力である海への眺望は、老朽化したウッドデッキや、視線を遮る植栽、外構フェンスによって阻害されており、十分にその魅力を活かしきれていないと感じた。そのため、それらを撤去し、新たに、タイル貼りの広々としたテラスを、LDKから既存のプールへと連続させ、更に、外構フェンスを傾斜したガラス手摺に変更することで、海へと繋がる眺望を最大限に活かす改修を行っている。

また、もう一つの課題であった既存建物へのアプローチ部分は、高い木々に囲まれた階段によって、少し薄暗い雰囲気を持っていた。それらの樹木や階段を撤去し、新たに、コンクリートステインにより着色されたRC壁を設置することで、邸宅街から建物へのアプローチとしての顔となる形状に変更し、そのRC壁からの跳ねだし階段を通って建物へと入り、統一されたタイルと五郎太石が敷き詰められたポーチや玄関を、徐々に上がりながらLDKへと繋がることで、海への眺望へと連続するアプローチ空間となるように改修している。

寝室は、内装を雰囲気の明るい素材に更新し、LDKの床は、既存の無垢フローリングを研磨して再利用している。既存のキッチンは、テラス向かって後ろ向きの配置であったため、海への眺望が開けるアイランド型の配置へと変更している。また、水廻りは、白いタイルを基調として、ガラス間仕切りなどを利用しながら、明るいバスルームへと改修している。

既存建物や、敷地が持つポテンシャルを、最小限に新たな物を付加することで最大限に活かし、週末にそこに訪れた人々が、高揚感がありながら建物が持つ経年変化の味わいを感じれられる、居心地の良い週末住宅へと生まれ変わっている。

有限会社atelier A5建築設計事務所のプロフィール写真

有限会社atelier A5建築設計事務所

清水 裕子+清水 貞博+松崎 正寿

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
この専門家の資料をリクエスト
竣工年
2019
部屋数
4
家族構成
その他
構造
木造軸組住宅(在来工法)
敷地面積
300㎡以上
延床面積
300㎡以上
建ぺい率
20
容積率
60
予算帯
4000万円以上〜4500万円未満
所在地
神奈川県
ロケーション
郊外
資料をリクエストする
あなたのプロフィール情報を入力してください。
  • お名前
  • メールアドレス
  • ご住所
    -
  • 建築予定地
  • 希望の予算
    万円〜万円
  • 完成希望時期
  • 同居する家族構成
  • 資料請求にあたっての注意事項

    1. 当社は,当社のプライバシーポリシーに則って,いただいた情報を利用します。
    2. 当社はお客様からいただいた個人情報を,お客様が指定された専門家へ提供すること、または当社サービスのご案内のために利用します。
    3. 当社は、本サービス又は利用契約に関し,お客様に発生した損害について、債務不履行責任、不法行為責任、その他の法律上の請求原因の如何を問わず賠償の責任を負わないものとします。
    4. 当社は、お客様が本サービスを利用することにより第三者との間で生じた紛争等について一切責任を負わないものとします。
キャンセル
入力内容を送信する
資料のリクエストが完了しました
リクエストありがとうございました!到着まで楽しみにお待ちください。
専門家の都合により、資料の送付が遅くなったり、送付できない場合があります。あらかじめご了承ください。
閉じる