外構工事と同じ時期にお寺の本堂の耐震補強工事も当事務所で設計監理しました。本堂の入隅部2か所、計4構面のコンクリート壁、梁の新設補強を行っています。障子の背後になりますが、新しい耐震壁を既設壁にアンカーを打ち、配筋をして増設しました。
お寺には一切の図面が無かったため、現地の実測調査に手間が掛かりましたが、ご住職は門徒さん達の安全を大事に考えて工事を決断されたました。工事に当っては寄付も募られました。また今回補強した壁の一部分には写真にある通り飾り棚を設けました。震度6程度の揺れでは倒壊等甚大被害は被らない設計です。
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