今回の敷地は、市街地と田園地帯のちょうど境目にあります。
南側に広がる広々とした畑。
北側にそびえ立つ浅間山。
のどかな風景がひろがる場所です。
「豊かな環境とどのように関係を紡ぐか」、
それが今回の住宅のテーマとなりました。
この風景には、原初的な建物の形が相応しい。
そう考え、大きな屋根の下で豊かな環境を享受できる場所を創造。
そして、
大きな屋根の下は、場所に応じて窓の大きさや位置を変え、
“自然との距離感”が近い場所から遠い場所までを計画しました。
中庭がもっとも自然に近い場所。
リビング空間には「横長の出窓」を配置して景色を切り取ることで、
室内にいながら自然を感じられる場所に。
2階の部屋の窓はさらに「額縁」のように風景を切り取ることで、
より“室内”的な環境にしています。
その時々に応じて、気持ちのよい場所を選択できるようにしているのです。
『自然との距離感』
環境と人との繋がりを作りつつも、適度な距離感をつくことで、
自然を身近に感じることができるようになっています。
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