宮崎の家

⚪︎１階リビング全体が家族の生活の中心となるわが家
家の中央に、外部の空間中庭を作ります。車通りの多い道路に面した部分に窓の少ない機能を持ったボリュームを置くことで、静かで開放的でありながら外からの視線が気にならない環境を、家の中に創り出すことができます。

広さと性格が異なるスペースが、連なりながら中庭を取り囲む構成となっています。これら連なった空間全体を、リビングとして使うことができます。「廊下と部屋」という区切りで考えている空間とは異なり、どこも居場所となるのです。そして居場所が複数あることで、ワンフロアの中でも特に気に入った場所ができ、家族が増えても、いつもお互いの気配を感じつつ、それぞれの時間を過ごせる空間となります。

⚪︎外からの視線や車の音を遮りつつ、風と光を通す
宮崎市の気候を調べ、年間通じて家の中にそよそよと心地よい風が流れる計画となっています。

⚪︎家事動線・生活動線とコロナ時代に適応した小さな空間への配慮
ファミリークローク、ランドリールーム、洗面所といった小さな空間に対しても、特に動線とそれぞれの関係性を熟考しコロナ時代に適した計画としています。

（株）佐藤真紀＆FUN建築設計事務所

佐藤真紀

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