六本木の交差点のすぐそばに建つ、お寺の庫裡(住職の住まい)です。
前面道路からは、細い参道を経て境内に至り、本堂のさらに奥に庫裡はあります。都会の喧騒や、近くを通る首都高速の騒音とどのように距離を取り、静かで豊かな住環境を確保するかが大きな課題でした。
建物はRC造4階建てです。
1階に寺務所をはじめとした、お寺の関連機能があり、2階に住職の住居、3,4階に副住職の住居があります。
外壁材量
外壁の仕上げ材料は、各面で周辺の環境に合わせて変えています。
西:瓦タイル+焼杉、南:RC打ち放しに撥水材、東、北:竹炭ルーバー、
色調を合わせることで、全体に統一感をだしています。
家具
家具はすべて特注の製作家具として、建物全体の印象に合わせています。
一部可動間仕切りを兼ねたクロゼットなども製作しています。
外構(庭、境内)
敷地内に様々な大きさの外部空間(境内、史跡、中庭、前庭など)があり、それらをすべてランドスケープデザイナーとの共同でデザインしています。
都心になりながら、静かな住環境を確保するために、RC造で開口部の位置や、作り方、目隠しなどに配慮しています。
定例会議を毎週行うとともに、家具や家電も含め、建物にまつわること全般に、対応しております。
工務店:株式会社栄港建設
構造設計:ビーチサイドスタジオ
設備設計:設備計画
外構、境内設計:stgk
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