敷地は北山通りとの交差点に近い堀川北詰めの大通り沿いにあり、中低層の店舗やマンション、一般の民家等が混在した地域で、雑然とした感が否めない。しかし、遠景で神山・船山の山並みが見え、堀川通りを更に北へ上ると徐々にゆったりした住宅地域になっていく。こうした時の移り変わりを投影したような景色の端境に建つ建築として、京の通りにふさわしく周辺の規範となるような建物を目指したいと考えた。
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