計画地は2間間口(≒3.6m)、奥行き18m、 南側には段差のある敷地です。
東西には周辺の区画が開発された当時の隣家が密着してあります。
極端なうなぎの寝床状の生活空間は中央部分への採光が難しくなることが予想されますが、南側隣地の段差と合わせた1F床レベルから形成されるスキップフロアをそのまま3層に展開し、北側からと南側からの光や風が混ざり合うような場所をイメージしました。
そして、その場所には性格の違う合計7つの階段が設置され3層からなる生活空間の関係をつくり変化を与えてくれます。
この住宅の主題となる仕掛けがあります。