1974年に建てられたマンションの2DKの1室を賃貸用にリノベーションした松戸の家2(無垢な賃貸)。
賃貸用のリノベーションだったので、他の物件と差別化をはかるため、賃貸であえて自然素材を使った部屋を提案しました。
間取りは、2DKから1LDKに変更し、バルコニーから入る光を奥まで取り入れるようにしました。水回りでは、トイレと洗面所が分かれていたのを1室にし、水回り全て、お風呂、トイレ、洗面所、キッチンを新しくしました。部屋の内装は弊社の事務所と同じで、天井と床には自然素材の塗料で塗装し、床には杉の無垢フローリングを使いました。傷がつきやすい杉のフローリングは賃貸用には不向きかもしれないですが、杉の木目や肌触りは内覧をした人にはその印象が残り、自然素材の良さに気づいていただけると考え、あえて採用しました。
賃貸用のため費用をかけられないということもあり、依頼主と相談し、天井と壁の自然塗料、床張り、床の塗装をワークショップを開催して参加者と一緒にDIYで塗装したので、とても思い出深いです。
また、部屋の雰囲気を柔らかくするために、以前から使われていた昔ながらのガラスが使われている建具を再利用しました。
一般的な賃貸用の物件とは違う古いようで新しい空間は、貸出を初めてすぐに入居者が決まりました。
竹中ホームリビング株式会社
資料請求にあたっての注意事項