周囲は樹木に囲まれてはいるものの、ひとつ道を挟んで市街地に向かう幹線道路がほど近い。かろうじて残された静かな茂みの中に洋館風の重厚な佇まいを希望されたご家族の終の棲家である。茶道を愛するお嬢さまとお母さまとにはモダンな茶室を用意し、和と洋との混じりあった空間とした。ふんだんに使われた木の温かみが自らの素材の歴史を静かに語りかけてくれる住まいである。
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