この住宅は、マンションの一室の改修計画です。
男の一人暮らしに合うように広いLDKに加え寝室1室、納戸2室という構成にしています。デザインは躯体としての鉄筋コンクリート、扉や家具といった木の質感が、それぞれ独立したオブジェとして存在するような抽象的な空間を目指しています。
照明計画はシーンによって使い分けが出来るようにするため、ダウンライト、スポットライト、ペンダント照明、フロアスタンドなどを多用し、シンプルでありながらも場に多様性を持たせる事が出来るように心掛けています。
玄関から続く土間廊下
金物を廃したシンプルな扉
コンクリートと木を活かしたデザイン
照明は全てルースポールセンで統一し、ソファもお客様の理想のソファを一緒に探し、生地選びまでお付き合いさせて頂きました。
水廻り設備も実際に一緒にショールームに行き、空間に合うものを一緒に選びました。
コンクリート打ち放しの仕上げを室内に取り込みたかったので、コンクリートに吹き付けられていた断熱材が綺麗に剥がれるかお客様とシミュレーションしました。カリカリとヘラで一緒に取り除き、問題なく打ち放しの仕上げを取り入れる事が出来ました!