ナナメのプランで、空間の豊かさと楽しさがいっぱいになりました。
【日常に空間の豊かさと楽しさを】
1Fはオープンな日常生活の場。エントランスホール、書斎、キッチン、ダイニング、リビングがひとつになった場所です。
それぞれの場所は、高天井や、3連壁、アーチニッチの壁面などで、ゆるやかに区切りました。色んなコーナーがあるので、気分や天候によって居場所を変えるような楽しみ方もありますね。
【アンティークが調和するインテリア】
ガレが好き。というお施主さん。照明器具、ドア、ステンドグラス、アイアンワークの手摺などは、お施主さんからの支給品という形をとりました。お施主さん自らチョイスしたアンティークを内装と合せて確認しながら、一緒に決定していきました。
【階段は地中海のまちの路地のようになった】
2階から見下ろすと、窓からの陽差と塗り壁が地中海のまちの路地のよう。リビングから見るとアーチ窓の向こうにピンクの壁が鮮やか。玄関からは2連のアーチが印象的。そんな豊かな気分へとつながっていく階段。
【間仕切り方は、襖がベストチョイスでした】
2Fは寝室と子供室スペース。スペースというのは、2Fもやはりオープンになる一つの空間としたからです。ただ寝室部分は、間仕切りで全開かつ全閉にしたい。ホテルの結婚式場などにあるスライディングウォールのような機構なども検討しましたが、それでは木造の住宅にはなじまない。
結論は「襖」。費用がかからない、軽くて使い勝手が良い、簡単に取り外せる、紙を張り替えればメンテナンスも簡単、なんといっても住宅にしっくりなじむ、あらゆる点で優れている襖がベストチョイスでした。
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