間仕切り壁を全て撤去すると現れる3面採光の既存空間の可能性を活かすため、明るく広がりのある一体空間としつつも、天井や床の操作により、用途に応じた緩やかな区切りを持たせることで、空間にメリハリのある居心地をつくっている。また、撤去されるはずであった古材や既存照明器具を再利用することで、コストダウンを図りつつも、「この場所」にしかない時間の要素を残した計画である。
エントランスの円柱型シンクが、来客のアイストップと手洗い機能を兼ねています。床面が立ち上がった様なコンクリート調仕上げにより、室内での一体感を図りました。
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